無形文化遺産

三隅町の石州半紙が、あらためて無形文化遺産に登録されました。

平成21年に石州半紙として登録されていたそうです。私が三隅に来た時には、すでにその盛り上がりはおさまっていたので、あらためて盛り上がってくれると嬉しいです。

石州半紙の工房は、一番近いところで、うちから1kmちょいのところに、西田さんがやっておられます。

三隅川の美しい景色の中に工房はあります。

三隅川の美しい景色の中に工房はあります。

 

川の左岸に見える白い建物が工房です。

広い河川敷で今年の春から、白いヤギも飼っておられます。

 

 

 

右岸は、まだ舗装されていない自然の土手で、桜並木になっていて、春はそれはそれは美しい景色です。

奥さんが同じ短大の卒業生で、実家も極く近くだというご縁もあって、親しくしていただいています。

工房の前を通ると、こうぞの匂いでしょうか、独特の甘いようなやわらかい匂い(私は、赤ちゃんのミルクの匂いのように感じます)が漂います。

ご主人も奥さんも、本当に穏やかな良い方で、いつも温かく迎えてくださいます。

いろんな厚さや大きさの和紙があって、紙を漉くときに、いろんなものを入れ込んで、まるでオブジェのような立体的なものも作っておられます。見ているだけでもとても楽しいです。

いつかこの和紙を使って、なにか創作してみたいと、制作意欲が高まります。(帰宅するとすぐ熱が冷めてしまうのが困ったことなんですが。)

国道9号線からも数100mなので、お近くにお越しの際は是非、気軽に遊びに行ってみてくださいね。ここから更に数100m川を下ると、田ノ浦海岸、日本海です。打ち寄せる波に夕陽が輝きます。

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田ノ浦海岸の夕景色

 

三隅は、とても美しいところです。

ダイコンと魚

ちょっと前、テレビで「ダイコンおろしアート」というのをやっていたので。

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しろくま作ってみました。

 

 

 

 

そして昨日は、アジを6匹いただきました。

私も、浜田に嫁いでから、とりあえずアジ~サバくらいの大きさであればさばけるようにはなったのだけど、一度に6匹は時間がかかりそうなので、夫にお願いしました。

私が夕食の配膳をする間にチャチャッと6匹おろしてくれました。

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ちょっと歯抜けなのは、撮る前に夫が一切れ食べちゃったのだ

 

私がダイコンのつまを用意し忘れたので、クシがむき出しになってしまいましたが。庭からパセリを摘んできました。

見事なお造り完成、これで3匹分。

 

 

 

残りは、お馴染みだけどアジフライにしようかな。

お魚とダイコン、遠い海と畑から引き合わされた、相性抜群のカップルだね。

 

 

朝ドラかぶれなわたし

子どものころ、まともに読んだことがなかったので、ドラマ「花子とアン」をやっているとき、村岡花子の翻訳した『赤毛のアン』を通して読んでみた。

“ランプ”のことを“提灯”と訳してあったりと、その時代を感じた。翻訳本というのは、訳者の体をフィルターのように通して出てくるお話なのですね。

そして、村岡花子と蓮様のカラミがドラマでおもしろかったので、これは白蓮の本も読んでみなきゃねと、販促にひっかかって本屋の軒先で手に入れた本。

新聞の広告欄で大きく宣伝していましたね

新聞の広告欄で大きく宣伝していましたね

 

 

ドラマの脚本よりは、真実に近いかもなぁ。村岡花子と柳原燁子との関係は実際はどうだったんだろう・・・そう思って読み始めた。

おもしろい、おもしろい。

だけど、村岡花子でてこないなぁ・・・でてこないなぁ・・・

 

 

 

やっと出てきたのは、左手に残り数枚となってしまった409頁、宮崎龍介とのかけおちがなんとか成功した後の、世論のなかでチラっと1回、「・・・村岡花子(しかも何故かふりがな付きで)など、好意的な意見もあったが・・・」と出てきた。何度か読み返してみたけど、それほど重要人物のようには書かれていなかった。

がっかり。本当は、「腹心の友」ではなかったのね。

“腹心の友”というコトバは、村岡花子の訳した『赤毛のアン』のお話の中で、親友のダイアナにアン=シャーリーが、「わたしの腹心の友になってくれる?」と出てくる。現代では「親友」言うところを、村岡さんの時代に訳すと「腹心の友」となっただけなのか・・・な。

ちなみに、白蓮が龍介に出会ってからのち、あるとき九州から東京に出てくるときのこと。「久しぶりに見る東京は・・・・そうかと思うと、いたるところで『ゴンドラの唄』というやたら甘ったるいメロディが聞こえてくる。」とある。

その歌詞は ♪ いのち短し 恋せよ乙女 朱き唇あせぬ間に ♪

そう。今の朝ドラ「マッサン」で、エリーがよく口ずさんでいた歌です。

「カーネーション」のコシノ三姉妹の母も、「ごちそうさん」の(あれは架空かな?)杏ちゃんも、「マッサン」のエリーも、白蓮も村岡花子も、はたまた「おしん」のおしんも、皆んな関東大震災~太平洋戦争世代。誰か何処かですれ違っていたのではないかと、いつもそればかり思ってしまう私なのです。

 

くつろぎのひと時

寒くなってきました。

今日のように冷たい雨の降る日は、ハーブティーで温まります。

特にこだわりがあるわけではないけど、今飲んでいるのはこれ。

夫が自転車のイベントで持って帰ってくれたもの

夫が自転車のイベントで持って帰ってくれたもの

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お湯を注ぐと、癒しの香りが部屋に広がります。

この、待ち時間が良いのです。

この、待ち時間が良いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ふふふ・・・

 

 

 

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いつもコーヒーを飲んでるマグカップではなくて、飲み口が薄手のカップが良いね。

わたしのカタチ

おとといの私。

時々、こういう写真を撮ってるなぁ・・・

時々、こういう写真を撮ってるなぁ・・・

 

 

 

くっきり。

 

 

 

昔、京都に数日、独り自転車旅をしたとき、

最終日、これと同じような写真を撮ったことを思い出した。

色々まわって、色んなものを見たけど、

数日間、誰とも接することなく過ごしていると、

ふと、自分の姿が、ちゃんとあるのか不安になった。

空気のように、消えてしまったようで、寂しくなったのかな。