初心、思い出した

雨が、洗濯を干しているトタンを突き破るのではないかというくらい降っています。午後から仕事なんだけど、少しおさまってくれないかな・・・。

午前中は薄日もさしていたのに。

だから、今週末のレースに向けて、1時間でも走っておこうかなと出発。レースの距離と同じくらいのお気に入りのコースを1周。

風は強かったけど、横風ではなかったので大丈夫。たえず追い風か向かい風、という状態でした。まぁ、夫のように私はストイックではないので、7~8割で追い込んで、なんとなく満足(^^)

帰宅して、シャワーを浴びていると、ザーーーーーッザザザザァーーーッと降り始めたので、なんともラッキーでした。

ところで今日は、すごい収穫がありました。

初心を思い出したのです。

一気に思い出したのではなく、ここ1~2年悩み、考えているうち、本を読んだことやTVで見たこと、そういうことがリンクし、ふと今日、降りてきた!という感じでした。

下りのカーブを克服できたかも、という感触です。

もともと、自転車に乗り始めた頃、私は自身で「私ゃ、暴走族の気があるんじゃなかろうか」と思うくらいにぶっ飛ばすのが好きでした。特に下りのカーブが大好きで、ゆっくり下るなんてありえな~い!!せっかく頑張ってのぼったんだから、ゴーカイに下りたい~!!て思ったものでした。

それが、思い出すのに、新車を購入時、サドル難民に陥っていたころからじゃないかな。自分に合うサドルを探すのに、意識がすごくサドルにいってしまい、いつの間にかドカっと座るようになっていたのかもしれません。それから、良いサドルには巡り会いましたが、しょうもない落者で怪我をして以来、カーブがうまく回れなくなってしまっていました。

今日思い出したのは、自転車を乗り始めたころのこと。サイクリングで人と会話したとき、サドルの話になり、そのとき私は「サドルは余り関心がない、何でもいいんじゃない?あんまりドカっとは座らないし。ほとんど手のひらと足の裏で乗ってる気がする」と言ったんです。今思えばなんという強気な発言。こわいもの知らずの私でした。

でも、それだったんだな。私の忘れていたもの。本能的に持っていたもの。

自転車は、サドルにドカっと座ってはいけないのです(^^)

ママチャリはいいんです。でも、ロードバイクのサドルは、腰掛ではないんです。

それを今日、感覚で思い出した。

ちょっと前、偶然読んだ本に書いてあり、「そうかぁ、外足に重心と言っても、サドルに座っていてはだめなのか」と知り、意識して走るようにしていました。

それが今日「あぁあぁあぁ!!これだぁ!!」と思った。「昔の私の走りだぁぁぁ!」と思った。

さぁ、これが今日限りの偶然ではなく、今週末のレースで実践できますように・・・・・。

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