9月27日(金)
爽やかな秋晴れなので、仕事前にひとっ走り。
先日、夫に教えてもらった道をちょっと走ってみようと思い、自転車ででかけました。
9号線と並行した、中央線のあるきれいな路面の新しい道で、車はまだほとんど通らないのだとか。車でピュ~ンと通っただけだったので、一度自分の脚で道の感触を確かめておかないとね。
豊かなアップダウン(笑)で、なかなかよろしかったですよ(^~^)距離は2km弱でしたが。
で、中途半端に時間が余ってしまったので、もう1本、前から気になっていた分岐を入ってみました。
入口付近の急こう配から予想すると、ズドーンと山のてっぺんに行くのかと思いきや、ジワジワとゆるやか~に道が続きます。
こういう道って、悪魔が「おいで、おいで」をしてるんだよなぁ~・・・と思いつつ、その誘いを断りきれず、ずるずると行ってしまう・・・
先日、ケイタイの調子が急激に悪くなり、とうとう昨日、画面が真っ暗になってしまったので、一応作動はするので持ってはいるけど写真は見れないので、ノーフォトで進みます。
きれいに手入れされた杉の木立ちがありました。
ちょうど、下草を刈っておられるところで、「あぁ、いいなぁ。これからも、日本の山を守ってください・・・」と思いながら、その脇を通りすがりにふと見ると、なんと!その斜面にただ立つのさえ危うげな、腰のかなり曲がったお爺さんが、震える手に草刈り機を握っておられました。
おぉ・・・こんなお年寄りに、こんな労働をさせるなんて・・・都会の若者たちよ、「地元に帰ろう!」なんて、あまちゃんぽいセリフなど思い浮かべながら、敬意をこめて頭を下げて通り過ぎました。
そして、この先はどうなっているのか、どこまで続く道なのか、ワクワクドキドキしながら進みました。勾配も徐々にきつくなってきます。だんだん、どこまで行けるかこの道は・・・に変わります。
ぐいっと、もう1段階角度がついたところで前方にT字路。右は見上げるような上り、左は転げ落ちそうな下り。どっちだ・・・というか、今の自分の位置もなかなかキワドイ・・・どうする・・・ここは進んでも良いことはないと決断、Uターンをすることにしました。
しかし、4~5m下ったところで悪魔のささやきが・・・。
行けたかもよぉ~
道幅1.5mほどの急坂で再びUターン、T字路の右へ。
ゆるゆると進みます。ペダルを踏まないと、ひっくり返りそう(*o*)
この先は・・・この先は・・・左にカーブ・・・
あ無理かちゃっ!! ←0.5秒ほどの、目~頭~体への信号でした。かちゃっは、クリート(シューズとペダルを固定する金具)をはずした音です。
道幅1mほど、かがんで歩けば地面に手が着きそうなコンクリートの道一面に砂。これは、上っても絶対面白いことは起こらない直感(^^;)
上りたい衝動より、写真を撮りたい衝動に変わりました。
・・・しかし、ケイタイの画面は、・・・黒・・・
でも、動くことは動くんだよね・・・やってみよう
「カシャッ」
撮れた・・・んじゃない?
でも見れないじゃん(笑)
ダメ元で、記憶を頼りに操作してみる・・・確か、上から3つか4つ目に、マイクロSDに移動だかコピーだかの項目があったはず・・・
・・・うん・・・一応、やった。確認の仕様もないので、そそくさと帰路へ。
下りながら、こんな急坂で山の上なのに、三角の日本海が見えるよ~海、近いなぁ・・・綺麗だなぁ・・・ここも撮っておきたいなぁ・・・と思いましたが、遠景の撮影は期待できないので、やめときました。
さて、帰宅してPCにSDカードを入れてみると・・・・・・・
ジャ~ン!!
撮れていました、操作が当たっていました(喜;)
靴でもすべりそうなこの激坂・・・の上はどうなっているのかしら・・・ちょっと気になりますが、前方の竹藪の向こうに、青い建物があり、その上に空がひろがっている風だったので、きっと、先はないように思います。
興味のある方は行ってみられてください(笑) 島根県浜田市のとある山間です。
こうなったら、海の見える景色も、撮影しておけば良かったなぁ・・・
仕方ない、ホヨ画伯の絵で、想像を膨らませてください。
(笑)
まぁ、またいつか、懐かしくなったら行ってみようかな。