8月12日は毎年、年に一度、家の仏壇にお経をあげてもらうため、お寺さんに来ていただきます。
仏様の御膳は、もちろん精進。こんな感じだとお義母さんから教えていただきました。
料理は、行事のあと
川に流すのだそうです。
お経の始まる前、いろいろと儀式的なことをされていましたが、
おおぉ!と思ったのは、御膳のご飯に箸を突き刺しておられたことでした。
そういえば子どもの頃、食べかけのご飯に箸を突っ込んだままにすると
「こら!それは仏さんにすることだからやめなさい!」と怒られたことあるなぁ。
これが本物の仏さんのご飯かぁ~・・・なんて感心しながら拝見しました。
昨年までは、この暑さで心臓麻痺起こさなきゃいいけど、と心配になるようなおじいちゃんのお坊さまだったけど、今年は、はつらつとした長身で独身のお坊さまで、お経の言葉もわかりやすく、有難くいただけました(笑)
そのお寺とはもちろんここ。今日もお経のあとトコトコと走ってきました。
龍雲寺。
手入れが行き届いていますなぁ・・・
見習いたい・・・
いいでしょ、この構え。
好きだなぁ・・・
何が?って。
この石段が。
私は、ここに初めて来たとき、
この石段に一目惚れしたのです。
日本昔ばなし、だから(^^)
普通は、こんな感じでしょう→
これは別のお寺ですが。
そういえば、三隅には、神社やお寺がびっくりするくらいたくさんあります。
家から見える範囲でも4つあるし、この二つのお寺も山のこっちと向こう、というくらいのご近所。
でも、ふと思ったのが、この辺りの神社やお寺には、銀杏の木が無い、ということ。
広島では、ほとんどの神社やお寺に銀杏がはえてる。
秋になると、鮮やかな黄色が神社やお寺の目印になるほど。
広島では・・・と言えば、こちらにはお盆のお墓に“盆灯ろう”がない。
お盆といえば、遠くからでもお墓が華やかにいろどられて、それこそ目印になるかのような盆灯ろう。そして、この時期のコンビニの窓際も、盆灯ろうで彩られている(笑) 広島⇔島根を行き来するとき、コンビニを見れば広島か島根かが分かる(笑)
あたり前の景色だと思っていたけれど、ところ違えば・・・なのだなぁ。