ポニーテールがもっていかれそうな強い風が吹くこの頃。
三隅川の河川敷一面に菜の花の絨毯。
梅林公園の梅は、満開を過ぎたけど、近寄って見ると、まだまだ綺麗。
菜の花とはちがう香り。
幼稚園で使っていたクレオーラ(クレヨンの仲間?!)の匂いだと、毎年感じる。
梅林の下の駐車場には、2本の桜。もっとひょろっとした木だった気がするけど、気付かないうちに、どっしりした木になってる。花も前よりたくさん咲くようになったと思う。
三隅で11年目の春がやってきた。
ポニーテールがもっていかれそうな強い風が吹くこの頃。
三隅川の河川敷一面に菜の花の絨毯。
梅林公園の梅は、満開を過ぎたけど、近寄って見ると、まだまだ綺麗。
菜の花とはちがう香り。
幼稚園で使っていたクレオーラ(クレヨンの仲間?!)の匂いだと、毎年感じる。
梅林の下の駐車場には、2本の桜。もっとひょろっとした木だった気がするけど、気付かないうちに、どっしりした木になってる。花も前よりたくさん咲くようになったと思う。
三隅で11年目の春がやってきた。
年の瀬も押し迫ってきました。
良いお天気だった先日。仕事の帰り、遠回りして日当りの良い川土手を走っていると、毎年冬になると見られる光景に出合いました。
三隅の冬の風物詩、
稲のごとく、天日に干されているのは、
石州和紙の原料、こうぞ。
こうぞの木を蒸して、皮を剥がし、干してカラカラにするのだそうです。
昨年の秋、改めて無形文化財に指定された、石州和紙。
西田さんの工房に立ち寄ってみました。
毎年、曜日にかかわらず、12月20日に蒸す作業をするらしいです。
では、この作業が終わったら年越し、という感じですか?と聞くと、
乾かすのがナカナカ大変で、結び換えて干すことを何度も繰り返すのだそう。何日か晴天の日が続いてくれたら良いのだけど・・・と。
山陰のこの時期は、スッキリ晴れる日が少なく、ショボショボと雨が降り続く。雨の日は引き上げて、また晴れたら干し・・・乾かすのもなかなか時間がかかるようです。
雨の日の今日。
ガードレール際で、引き上げられた残骸が少しあったので、1本頂いてきました。
これがこうぞ。
繊維が強くて、食べたら(笑)歯の間に挟まりそう(笑)
結構硬いです。これが、あのしなやかな和紙になるんだね。
三隅町の石州半紙が、あらためて無形文化遺産に登録されました。
平成21年に石州半紙として登録されていたそうです。私が三隅に来た時には、すでにその盛り上がりはおさまっていたので、あらためて盛り上がってくれると嬉しいです。
石州半紙の工房は、一番近いところで、うちから1kmちょいのところに、西田さんがやっておられます。
川の左岸に見える白い建物が工房です。
広い河川敷で今年の春から、白いヤギも飼っておられます。
右岸は、まだ舗装されていない自然の土手で、桜並木になっていて、春はそれはそれは美しい景色です。
奥さんが同じ短大の卒業生で、実家も極く近くだというご縁もあって、親しくしていただいています。
工房の前を通ると、こうぞの匂いでしょうか、独特の甘いようなやわらかい匂い(私は、赤ちゃんのミルクの匂いのように感じます)が漂います。
ご主人も奥さんも、本当に穏やかな良い方で、いつも温かく迎えてくださいます。
いろんな厚さや大きさの和紙があって、紙を漉くときに、いろんなものを入れ込んで、まるでオブジェのような立体的なものも作っておられます。見ているだけでもとても楽しいです。
いつかこの和紙を使って、なにか創作してみたいと、制作意欲が高まります。(帰宅するとすぐ熱が冷めてしまうのが困ったことなんですが。)
国道9号線からも数100mなので、お近くにお越しの際は是非、気軽に遊びに行ってみてくださいね。ここから更に数100m川を下ると、田ノ浦海岸、日本海です。打ち寄せる波に夕陽が輝きます。
三隅は、とても美しいところです。
8月12日は毎年、年に一度、家の仏壇にお経をあげてもらうため、お寺さんに来ていただきます。
仏様の御膳は、もちろん精進。こんな感じだとお義母さんから教えていただきました。
料理は、行事のあと
川に流すのだそうです。
お経の始まる前、いろいろと儀式的なことをされていましたが、
おおぉ!と思ったのは、御膳のご飯に箸を突き刺しておられたことでした。
そういえば子どもの頃、食べかけのご飯に箸を突っ込んだままにすると
「こら!それは仏さんにすることだからやめなさい!」と怒られたことあるなぁ。
これが本物の仏さんのご飯かぁ~・・・なんて感心しながら拝見しました。
昨年までは、この暑さで心臓麻痺起こさなきゃいいけど、と心配になるようなおじいちゃんのお坊さまだったけど、今年は、はつらつとした長身で独身のお坊さまで、お経の言葉もわかりやすく、有難くいただけました(笑)
そのお寺とはもちろんここ。今日もお経のあとトコトコと走ってきました。
龍雲寺。
手入れが行き届いていますなぁ・・・
見習いたい・・・
いいでしょ、この構え。
好きだなぁ・・・
何が?って。
この石段が。
私は、ここに初めて来たとき、
この石段に一目惚れしたのです。
日本昔ばなし、だから(^^)
普通は、こんな感じでしょう→
これは別のお寺ですが。
そういえば、三隅には、神社やお寺がびっくりするくらいたくさんあります。
家から見える範囲でも4つあるし、この二つのお寺も山のこっちと向こう、というくらいのご近所。
でも、ふと思ったのが、この辺りの神社やお寺には、銀杏の木が無い、ということ。
広島では、ほとんどの神社やお寺に銀杏がはえてる。
秋になると、鮮やかな黄色が神社やお寺の目印になるほど。
広島では・・・と言えば、こちらにはお盆のお墓に“盆灯ろう”がない。
お盆といえば、遠くからでもお墓が華やかにいろどられて、それこそ目印になるかのような盆灯ろう。そして、この時期のコンビニの窓際も、盆灯ろうで彩られている(笑) 広島⇔島根を行き来するとき、コンビニを見れば広島か島根かが分かる(笑)
あたり前の景色だと思っていたけれど、ところ違えば・・・なのだなぁ。
夏ジョギングの定番コース
日本昔ばなしの世界に迷いこんだような気持ちになる、木立ちのトンネル。
山を上って少し下ったところにある
うちも檀家になっている
龍雲寺というお寺。
きれいに刈り込んであるのは つつじ。
満開になると、それはそれはきれい。
また、刈り込み作業もなかなかの見物。
所々に人が入れるように穴が空いていて、
その作業の様子は、ちょっと
モグラたたきゲームみたい。
ぐるりと山に囲まれたそこに、すごく人工的なお庭が、なんかいい。