春が来た

ポニーテールがもっていかれそうな強い風が吹くこの頃。

三隅川の河川敷一面に菜の花の絨毯。

ここにいても、むせるほどの香り

右上に見える梅林公園が
白いハートになってる

梅林公園の梅は、満開を過ぎたけど、近寄って見ると、まだまだ綺麗。

菜の花とはちがう香り。

幼稚園で使っていたクレオーラ(クレヨンの仲間?!)の匂いだと、毎年感じる。

梅林の下の駐車場には、2本の桜。もっとひょろっとした木だった気がするけど、気付かないうちに、どっしりした木になってる。花も前よりたくさん咲くようになったと思う。

早咲きの桜

三隅で11年目の春がやってきた。

2018大平桜

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3月31日、ようやく空が白みはじめた

三隅の大平桜。

ちょうど満開になったばかり。

 

 

こんなに満開の大平桜は初めてでした。

 

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大平さん宅に昔、馬をつなぐために

植えられた桜だということです。

 

 

 

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こちらは2代目の木。

サクラモモモモ

毎年、桜の開花宣言前に満開になる、三隅の“佐々木桜”。

さくら1

 

 

9号線から一歩入ったところにあります。

 

 

 

 

さくら2

 

 

ちょっと難しげな斜面に生えていますが、相当大きな木です。

 

 

 

 

さくら4

 

今日も日本海側は風が強く、小さな花になかなかピントが合いません。

ちょっと小さな花です。

 

 

 

 

春一番乗りの佐々木桜。

 

うちのモモも、もう間もなく開花かな(^^)

もも

 

 

楽しみにしてるよ。

こうぞノチカラ

年の瀬も押し迫ってきました。

良いお天気だった先日。仕事の帰り、遠回りして日当りの良い川土手を走っていると、毎年冬になると見られる光景に出合いました。

こうぞ2

 

三隅の冬の風物詩、

稲のごとく、天日に干されているのは、

石州和紙の原料、こうぞ。

 

 

 

 

こうぞ1

 

 

こうぞの木を蒸して、皮を剥がし、干してカラカラにするのだそうです。

 

 

 

 

昨年の秋、改めて無形文化財に指定された、石州和紙。

西田さんの工房に立ち寄ってみました。

毎年、曜日にかかわらず、12月20日に蒸す作業をするらしいです。

 

では、この作業が終わったら年越し、という感じですか?と聞くと、

乾かすのがナカナカ大変で、結び換えて干すことを何度も繰り返すのだそう。何日か晴天の日が続いてくれたら良いのだけど・・・と。

山陰のこの時期は、スッキリ晴れる日が少なく、ショボショボと雨が降り続く。雨の日は引き上げて、また晴れたら干し・・・乾かすのもなかなか時間がかかるようです。

 

こうぞ3

雨の日の今日。

ガードレール際で、引き上げられた残骸が少しあったので、1本頂いてきました。

これがこうぞ。

 

繊維が強くて、食べたら(笑)歯の間に挟まりそう(笑)

結構硬いです。これが、あのしなやかな和紙になるんだね。

 

無形文化遺産

三隅町の石州半紙が、あらためて無形文化遺産に登録されました。

平成21年に石州半紙として登録されていたそうです。私が三隅に来た時には、すでにその盛り上がりはおさまっていたので、あらためて盛り上がってくれると嬉しいです。

石州半紙の工房は、一番近いところで、うちから1kmちょいのところに、西田さんがやっておられます。

三隅川の美しい景色の中に工房はあります。

三隅川の美しい景色の中に工房はあります。

 

川の左岸に見える白い建物が工房です。

広い河川敷で今年の春から、白いヤギも飼っておられます。

 

 

 

右岸は、まだ舗装されていない自然の土手で、桜並木になっていて、春はそれはそれは美しい景色です。

奥さんが同じ短大の卒業生で、実家も極く近くだというご縁もあって、親しくしていただいています。

工房の前を通ると、こうぞの匂いでしょうか、独特の甘いようなやわらかい匂い(私は、赤ちゃんのミルクの匂いのように感じます)が漂います。

ご主人も奥さんも、本当に穏やかな良い方で、いつも温かく迎えてくださいます。

いろんな厚さや大きさの和紙があって、紙を漉くときに、いろんなものを入れ込んで、まるでオブジェのような立体的なものも作っておられます。見ているだけでもとても楽しいです。

いつかこの和紙を使って、なにか創作してみたいと、制作意欲が高まります。(帰宅するとすぐ熱が冷めてしまうのが困ったことなんですが。)

国道9号線からも数100mなので、お近くにお越しの際は是非、気軽に遊びに行ってみてくださいね。ここから更に数100m川を下ると、田ノ浦海岸、日本海です。打ち寄せる波に夕陽が輝きます。

KC3O0032

田ノ浦海岸の夕景色

 

三隅は、とても美しいところです。

お盆のこと

8月12日は毎年、年に一度、家の仏壇にお経をあげてもらうため、お寺さんに来ていただきます。

仏様の御膳は、もちろん精進。こんな感じだとお義母さんから教えていただきました。

お膳仏様のお膳

 

料理は、行事のあと

川に流すのだそうです。

 

 

お経の始まる前、いろいろと儀式的なことをされていましたが、

おおぉ!と思ったのは、御膳のご飯に箸を突き刺しておられたことでした。

そういえば子どもの頃、食べかけのご飯に箸を突っ込んだままにすると

「こら!それは仏さんにすることだからやめなさい!」と怒られたことあるなぁ。

これが本物の仏さんのご飯かぁ~・・・なんて感心しながら拝見しました。

 

昨年までは、この暑さで心臓麻痺起こさなきゃいいけど、と心配になるようなおじいちゃんのお坊さまだったけど、今年は、はつらつとした長身で独身のお坊さまで、お経の言葉もわかりやすく、有難くいただけました(笑)

 

そのお寺とはもちろんここ。今日もお経のあとトコトコと走ってきました。

緑が光っています。

緑が光っています。

 

 

龍雲寺。

 

 

 

 

池を望む

池を望む

 

手入れが行き届いていますなぁ・・・

見習いたい・・・

 

 

 

5

 

いいでしょ、この構え。

好きだなぁ・・・

 

 

 

 

 

何が?って。

 

この曲線がたまらない・・・

この曲線がたまらない・・・

 

 

この石段が。

私は、ここに初めて来たとき、

この石段に一目惚れしたのです。

日本昔ばなし、だから(^^)

 

 

 

 

7

普通は、こんな感じでしょう→

これは別のお寺ですが。

 

 

そういえば、三隅には、神社やお寺がびっくりするくらいたくさんあります。

家から見える範囲でも4つあるし、この二つのお寺も山のこっちと向こう、というくらいのご近所。

でも、ふと思ったのが、この辺りの神社やお寺には、銀杏の木が無い、ということ。

広島では、ほとんどの神社やお寺に銀杏がはえてる。

秋になると、鮮やかな黄色が神社やお寺の目印になるほど。

広島では・・・と言えば、こちらにはお盆のお墓に“盆灯ろう”がない。

お盆といえば、遠くからでもお墓が華やかにいろどられて、それこそ目印になるかのような盆灯ろう。そして、この時期のコンビニの窓際も、盆灯ろうで彩られている(笑) 広島⇔島根を行き来するとき、コンビニを見れば広島か島根かが分かる(笑)

あたり前の景色だと思っていたけれど、ところ違えば・・・なのだなぁ。

 

日本昔ばなし

夏ジョギングの定番コース

日本昔ばなしの世界に迷いこんだような気持ちになる、木立ちのトンネル。

龍雲寺

龍雲寺

 

 

山を上って少し下ったところにある

うちも檀家になっている

龍雲寺というお寺。

 

 

 

 

庭も美しいです

庭も美しいです

 

きれいに刈り込んであるのは つつじ。

満開になると、それはそれはきれい。

また、刈り込み作業もなかなかの見物。

所々に人が入れるように穴が空いていて、

その作業の様子は、ちょっと

モグラたたきゲームみたい。

 

ぐるりと山に囲まれたそこに、すごく人工的なお庭が、なんかいい。