金魚草。
花束の中によく入っている、黄色や白の花。その役割はほぼ、“カサマシ”。目立たず存在感も無いけど、ボリュームがあり、値段も安い。主役を引き立てる、洋服で言うフリルのような存在。
近所のスーパーで花の種を物色していてふと目についたので、買ってみました。昨年の秋。
へぇ~・・・種から植えられるんだ・・・どんなんだろな、植えてみよ。
植えてまもなく芽は出たけど、冬に向かうのもありなかなか成長せず、本当に花が咲くのか、それどころか無事冬を越すのか心配・・・というか、あまり期待せずに見守っていました。
でも、春になったとたん、ぐいぐいと成長しはじめ、チューリップが終わったあと、次の主役は私たちよ!と言わんばかりに、花をつけはじめました。
色も、意外と主張の強い鮮やかさ。
フラメンコのダンサーみたい。
脇役なんて言わせないわ。
短く切ってもかわいい。
淡い色も素敵。水彩で色を滲ませたような花びらの色。ずっと見ていたくなるような瑞々しさです。
そして、とっても長く咲いてくれるのです。
金魚草って、こんなにかわいかったんだ。 今まで知らなくてごめんね。